案内人 2020-02-19 22:43:04 |
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ああ…すみません、俺としたことが貴女の立場も考えずについ粗暴な真似を…
(感情的になっていた自分を宥めるように小指を握る自分のものよりも一回り小さなその手のひらにハッとして振り返り、自分が彼女に仕える騎士である以上自分に悪評が立てばそれはそのまま彼女の評価にも繋がってしまうであろうことに気づき。まだ錬金術士として駆け出しであり、せっかくこの場所で人々の為になる仕事がしたいと居を構えた彼女の想いを自分の軽率な行動で危うく踏みにじってしまうところだったと自らの愚かしさを痛感すれば「かくなる上は俺に罰をお与えください…貴女の命令なら自害すらも厭わぬ所存です」彼女の前に片膝立ちで跪き、大仰にそう言い放ち)
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