案内人 2020-02-19 22:43:04 |
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…あ、はい…怪我はありません…。
(慌てて駆け寄ってきてくれる彼にきゅっと胸が高鳴っては怪我がないことを伝えて。色々傷がない等見てくれながらも自分に怪我がないと分かり、ホッとした表情を浮かべる様子にこの人は本当に自分を心配してくれているのだと胸が温かくなり。不思議とお尻の痛みも和らいではゆっくり立ち上がり服の汚れをパンパンと叩いて。しかし彼が今まで自分に向けてくれていた優しい表情は一転此方にぶつかった若者を呼び止め物凄い剣幕で彼らを威圧しているのを見れば周りからの視線や彼が述べた言葉に赤くなって良いのか青くなって良いのか分からずにあわあわしていて。若者はすんなり謝りそそくさとその場から去っていけば彼に徐に近づき、その大きな手の小指をきゅっと掴み自分の存在を知らせると共に「…グ、グレイさん…私のために怒ってくれるの凄く嬉しいです…でも…あの…もう少しだけ穏便に対応して…欲しいです…」すぐに掴んでいた手を離してはじっと彼を見つめてそうお願いして)
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