k m t の訓練所 ( 版権 × 版権 = 指名制 )

>9 愈史郎

＿私は愈史郎の好きな物の話も聞きたいと思っていますよ。勿論、私の話ではなくて…(いつも通りの真っ直ぐな瞳に思わず同じようにぱちくりと瞬きをすれば小首傾げて微笑んで)まあ、まさかとは思うけどそれは私の事を表しているのかしら。少し恥ずかしい気もするけど(驚いたように息を吸えば珍しく僅かに頬を赤くし)

良い香り。頂きますね(目の前に置かれた紅茶のカップを手に取り香りを楽しめば一口口に含んで)美味しい。愈史郎が淹れる紅茶はとても美味しいわ。(紅茶が喉を通る温かさを感じれば幸せそうに微笑んで。)でも愈史郎、渡したお金は自分の為に使ってね。紅茶代は別で渡しますから。(いつも甲斐甲斐しく身の回りの世話をしてくれる彼に僅かばかりのお金を渡すも己が喜ぶものを選んでくる事に申し訳なさげに頷いて)
ふふ、私は愈史郎も茶々丸も同じように大切に想っていますよ(人だけではなく猫を相手に嫉妬心を顕にする相手に思わず笑いを零して)とても美味しそうな食べ物よね。どんな味がするのかしら。(鬼と化してから紅茶以外の人間の食べ物を口にすることは出来ず自嘲気味に視線を落として)＿こうやって紅茶を飲みながらお茶請けを並べるとまるで人、みたいね(そう言って微笑むと「鬼を人に戻す薬」の完成への医者としての意欲は高まって)

そうね、最近ご無沙汰で久しぶりにこうやってここでお話しているから拙い所もあるけど、今くらいのロルだと練習にもなって有難いわ。貴方の文章がとても綺麗だからだと思うのだけど。愈史郎とお話してから私は私が好きになってきたわ。私からも思い付いたらその都度提案させて貰ってもいいかしら。愈史郎も遠慮なく言ってちょうだいね。私は今この時間が幸せだと感じているわ。(柔らかい笑みを浮かべて)