◆ 2020-02-02 20:14:34 |
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は、え……っ!?(相手の腕から解放された時に彼から屈みながら告げられた言葉に何の事だ、なんて思いながらポツリ呟くもアッサリと肩に担がれてしまえば驚きから目を丸くして。確かに彼は元々は犬であり運動能力に長けている犬種だからこそ、ある程度力もあるのだとは思っていたが、大柄でガタイの良い自分を肩に苦労する様子もなく担ぎ上げて移動する様子に暴れる、という選択肢よりも呆然とするしかなく特に暴れる事無く大人しく運ばれていき。ソファーに下ろしてもらえば靴を脱がしてもらい、彼から上着を脱いで待ってろ、と言われれば頷いて彼が玄関へ靴を置きに戻るのを見送って。まさかこの年でしかも一般男性の中でも大柄に当たる自分が担がれるなんて、と小さな溜め息を溢しつつ上着を脱いでソファーの背もたれにあまり皺のつかないように掛けて。しかし、何故かは分からないが担がれた時に心地よさもあったのも確かで。それが何なのか考えていれば、そのタイミングで相手も戻ってきて隣に座ってくれて。相手の手櫛で髪を整えられながら改めて頑張ったな、と労いの言葉をもらいつつも相手の顔が此方を覗きながら体調について聞かれては「あぁ、体調の方は大丈夫。かなり良い案件が纏まりそうだったから、それを何とか確実なものにしろって上司に言われてな…まぁ、こっちでやることやって、後は先方の会議待ちっぽそうだったから、明日から2日は上司に掛け合って何とか有給取ってきたからな。土日含めたら、明日から4日間は連続で休みだし、この4日間はルイとずっと一緒に居れるぞ」と体調を来してる訳ではない事をいつもの表情で話してば、遅くなった理由をケラリと笑いながら説明し。その後ニッと笑みを浮かべながら相手に休みを勝ち取った報告をしては隣に座る彼の肩に自分の頭を預けつつ休みの間はずっと一緒に居れるのだと付け加えて)
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