静司 …治んねえ…… ッ!? (かすれた声でそう言い,ドクドク鳴り続ける心臓に手を置くと更に顔が赤くなり,治るどころか余計酷くなるばかりで,そんなことをしていると廊下から足音が聞こえ,この状況は色々まずいと考え,咄嗟に一瞬だけ羞恥心を忘れ,彼女の手を取ると,相手を壁側に押し付けるような形でロッカーに入って)