鬼少佐 2020-01-26 17:57:08 |
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――、?( 引き留めてくれた声、腕に触れる体温、その全てが予想外で怪訝そうに動作を止める。ドアノブから手を離せば、ゆっくりと貴方へ向き直り「 未経験…?これまで一度もか? 」こんなにも魅力的な男性が一切の色恋沙汰に縁がなかったなんて俄かに信じられず。いつもの仏頂面を驚愕に染めながら目を瞠り「 ……その"貴方"は"少佐"としてでなく、"ガウェイン"として、ということなのか? 」自分で言っておきながら、自惚れるなと内心叱咤したくなる。だが、上官に対しての心象を悪くしたくない、なんてそんなビジネスライクなもの以上の何かを貴方の様子から感じ取り、気付けば熱い頬へ手を伸ばしていて )
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