>若園 ハルヒ …それはね……『人形』だったの。 その子は人形に出会って、なにかを愛すことを知った。 なにかに優しくすることを知った。人形はその子にとって、心の支えとなった、辛いときは人形を抱き締め涙を流した。 ……人形がいれば、笑うことも出来た。 けど、その子は『自分が死ぬとき以外では笑わない』と心に決めていたの。 (ハルヒを少し強く抱き締め、話を終えた 無論、全てはヨツバの過去の話である)