□□ 2020-01-17 19:06:57 |
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(/たいっへんお待たせしました!!態々上げていただいてすいません(汗)何も流行まっただ中のインフルエンザにてここ数日魘されていたもので…、なんとか復帰致しましたので返信させて貰いました。なんとかお返事の延期を伝えようとは致したのですがなんとも今回の熱にて此処に来れず、不甲斐ない主で御座います(泣))
(深い思考の底にいたが為に掛けられる声にも出来上がった朝餉の良い香りにも反応出来ず、近付いてきた彼の姿に大きく肩が揺れる。「…はっ、はい!手伝います。手伝わせて頂きますッ」などとどうも動揺を隠しきれず仄かに染まった頬を隠すように早足で盛り付けられた料理達を運んでいく。鮭に味噌汁それにだし巻き玉子、彩りを添えるきんぴらごぼうは一般的な朝餉の見本の様で如何にもご飯が進みそうな組み合わせに曇っていた思考もこれらを見た途端に食欲へとぱっと切り替わり刺激される食欲と疼き出す腹の虫は今か今かと待ちわびている。「やっぱ吉良さんの料理すっげー!朝からこんな…、じゃあ頂きます。」打ちひしがれる身は歓喜に震える、促されるままに掴んだ箸と掻き込む米はほぼ同時。焼き加減が完璧な鮭に出汁の効いた味噌汁は白米を引き立たせ間に挟むきんぴらの食感はアクセントを加える。堪らなく美味しい、食だけに向き合う頭では無駄な思考など微塵も無く一生懸命咀嚼しては飲み込むの動作を繰り返す。満たされていく腹はまだまだ容量があるものの溜まっていく心の満足感はこの料理を食べる度に感じるものでなんとも癖になるのだ、…吉良さんの料理だからなのかな。とぼんやり考えながらふわふわの卵は何個でも食べられそう、何回でも周回しながらご飯をお供に食べていく内に早くも茶碗の中身は底を尽きまだ残っているおかず達は暫しの休戦となる。「あ、おかわりいいですか?」おずおずと申し訳なさげに米粒ひとつ残っていない綺麗なそれをそっと相手差し出して、恥ずかしげに言葉を付け足す「吉良さんのご飯美味すぎて、その腹もいっぱいになるんですけどなんか此処も満たされる感じがするんです…。」と掴むのは自身の心臓部分くしゃりと皺を寄せたシャツにどこか自信なさげに呟くものの懇願に似た熱っぽい視線に気付かぬままおかわりを強請る獣は獲物を捉えていた。)
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