□□ 2020-01-17 19:06:57 |
通報 |
(/いえ!、此方も歳下に迫られて恥ずかしくもあり愛おしくもあり断れずに流される…そんな性格を小癪にも利用する少し腹黒い日向とはなりそうですが描写的には不慣れな点有るかと思われますが許容範囲ぎりぎりまで攻めさせて頂きます!(照)
所々に恋心を自覚する描写を適度に挟んでいきますが今回はちょっと強引にしすぎた感が否めず…、もし絡みにくいや変な文等なっておりましたら遠慮なくご指摘の方お願い致します。)
お邪魔します。朝飯…なら俺和食がいいです!、いや、んーでも吉良さんの飯全部上手いから洋食も…。でも和食の方が、あー…でも。
(きちんと靴を並べ二度目となる訪問。現在綺麗な部屋の真ん中で問われた質問に頭を抱えている、きっとどちらも彼の手に掛かってしまえば美味しい事間違いなし。うーんうーんと頭を抱え悩みに悩むこと導き出した答えは「わ、和食でお願いします。」絞り出した苦渋の選択であった。あれもこれもこの一週間欠かさず渡された続けたあの絶品料理達のせいだ、毎日違う豊富なラインナップに人の手作りという温かさを足され今やがっつりと胃袋を掴まれている。最低限の物しか入っていないエナメルバックを部屋の隅に置かせて貰いリクエストを聞いた彼そのまま台所へと消えていく、この前来た時に座っていたソファーへそっと腰を下ろすと以前より緊張していないからか興味ありげに周りを見渡し。やはり男性の部屋、それに一人暮らし、同じ境遇で此処まで生活力の差を見せつけられるのは悔しくもあるが…なんかこう落ち着くんだよなー。生活感が溢れる部屋を他人のものだと警戒するのが普通かもしれないが彼の料理を食べ続けた結果すっかりと消え失せてしまったようで他人という壁は元々コミュ力の高い己には低すぎるハードルみたいなものだ。ふと小気味良く聞こえ始めたまな板を滑る包丁の音にそわりと身体を揺れ動かす。落ち着かず揺れ動く身体に軋む音をたてるソファーのスプリング、堪らず立ち上がり良い香りが立ち上る方向へと静かに向かえばそこには手際よく料理をする相手の姿が。すらりとした細身に敢えて飾りっけのないシンプルな服装、いつも浮べる柔和な笑みも今は真剣な顔そのもので動く事に強調される男性らしい手の骨格が僅かに心を揺れ動かす、まただ。初めて料理を振舞われた時感じた心のザワつきが違和感をもたらして盗み見る自分の身体を駆け巡る。かっと立ち上る顔の体温に血が熱く滾る感覚、熱だと思い急いで額に手を当てるも独特の怠惰感は一切無く。「…なんか、変な気分。」ひとりでに出た呟きはフライパンの炒める音で掻き消された。)
トピック検索 |