□□ 2020-01-17 19:06:57 |
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(/可愛いだなんて恐縮で御座います…!吉良お兄様の家庭的すぎる包容力にてなんとも甘えきってしまう部分が多々ございますが何時見ても貴方様の紡がれる文には心が踊っぱなしで、与えられれば与えられる程に食べ進めるのがセオリーとしてそんな日向の面倒を優しく迎え入れてくれた貴方様息子様にはもっと強めにアピール出来ればと機会を探っており右寄り固定で全然構いません!!少し強引な日向が嫌な場合はまた策を練りますが、甘える=依存的な思考にて少しづつ吉良様を墜していければ…(汗))
――毎朝、毎日、弁当…日曜、朝飯も夕飯も…!
(何故か片言で繰り返す言葉の単語に相手から自分にとって最高すぎる提案に日曜日を共に過ごすという提案、之こそ棚からぼたもちなのか…覚えたての単語を稚拙な頭から僅かに引き出してそれでも大きく開かれた瞳は唖然と瞬きを繰り返すばかり。正直に嫌がられるのを想定していた為、肩透かしを喰らったようにきょとりと呆けるもじわりじわりと遅れて湧いてきた嬉しさに考え込んだ表情を輝かせ反射的に相手の手を力強く掴み握り締めてしまっている。明日から毎日この人のご飯を食べられる、溜まった腹に満たされた様な温まった心は嬉しさを倍増させ問われた条件に首と手を何度も何度も縦に振ると「全然大丈夫です俺なんでもします!、吉良さんすっげぇ優しいし料理上手いし…い、イケメンだし。俺なんかで良ければ何時でも呼んでください!」俊敏な仕草にて綺麗に決められた敬礼ににっこりと笑った顔はなんとも歳上の彼に早くも懐いた様で、正しく餌付けをされているなどとは当の本人は気づいていない。顔も良く家庭的で、それに優しいといった自分から見た彼は完璧な大人の男性だが料理を食べる己を見るその表情に───…心がザワついた。別にずっと見られたから意識していた訳でもなくてなんと言えばいいのか空腹は満たされたがまだ他の何かが欲する渇きを得たのが相手のはにかむ顔を見た時。深く考えるとまた腹が減るかもしれない、などと軽く思考をいなしてはその日を境に始まった隣人さんとの毎日が始まりを告げたのだ。)
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(日曜日、休日の朝となればマンションは僅かながら静まり返り。人の出入りが少ないその時間帯、約束されたその日は隣人の優しいお兄さんと過ごす事となっている。この一週間毎朝必ず届けられる隣からの贈り物は朝の朝食から始まり昼、夜と欠かさず食べられるバランスの良く且つ美味すぎる料理にて馬鹿のように消費する体力も余すこと無く補給されなんとも充実した日々を送れていた。自分の事を考えてか大きめの弁当箱に詰められたもはや宝箱の様な中身の宝石達は毎日クラスメートとの取り合いから始まる程に彩りも味も最高の物でその蓋を開けるのが密かな楽しみと化した事ににまにまと表情が崩れるのだ。その鍵となる人物のインターフォンを押す手つきは躊躇いなどなく、すぐ様呼び出し音が鳴るのを聞き届けながら休日練のoffだった今日この部屋へと訪れたのだが少しの間とゆっくりと開かれた扉に朝一番の笑顔を添えては「おはざぁーっす!今日は宜しく御願いしアース!」と体育会系さながらの挨拶をかまし頭を下げた。)
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