真中実哉 2020-01-10 20:30:48 |
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(購入してきたチョコレート、なんてことの無い一枚100円ほどの安い有り触れた板チョコは食べずとも味がわかる。それを今、相手に食べさせてもらったのだからその味はより理解が出来ているのに、目の前で同じチョコレートを彼が食べたという事実がグッと喉を鳴らした。言葉を選ぶことが苦手だからか、変わりに体を寄せれば舌を伸ばして彼の形のいい唇に重ね。口内に残る彼の甘さを楽しむべく舌をぬるりと動かせば「ッア゛!、サノバビッチ!ハニーっ、君がチョコレートを食べてる姿は、なんて言うか、その……ッえろい!」本能的なその行動を恥じるように顔に熱が集まることを自覚して、そんな顔を隠すためかバッと距離を作れば片手のひらを自らの口元に重ねて)
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