ミシンが反抗期って──はい、これで多分大丈夫だと思います。和馬さんが終わらないと私まで帰るの遅くなるんですからね。(また訳の分からないことを言っている、と横目で見つめながらも慣れた手つきでミシンを直せばこの課題がある意味チーム戦という事なのを彼は知っているのだろうかとプレッシャーをかけつつ、彼が自力で課題が終わるのをじーっと見つめて)