匿名 2019-12-28 23:13:25 |
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有り難う、侑くん。お邪魔するわね。
( 扉が開くと出てきたのは案の定教え子の彼。いつも通り彼の姉も既にいるだろう。家へと入るとふわりとした暖かい空気が身体を包み、外とはこんなにも温度差があるのかと思わずくす、と小さく笑みを溢して。靴をぴったり揃えておきつつ、今日はどうやって教えようかと考えを巡らせ。疲れているようだから、あまり多くの問題を解かせることは控えようか。さりげなく気遣う姿勢を見せつつコンビニで買った珈琲を差し出し )
ねぇ、少し疲れてない?良かったら珈琲でもどうかしら。
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( 朝起きてまず思うのが今日は何を飲みにいこうかという旨のこと。最近は春に向けてか苺フェアが多く開催されているのが甘党にとっては有り難く。確かあのカフェにも苺スイーツが出ていたはず。昼食をパンのみと軽く済ませては音楽を聴きながらゆったりと歩みを進め。カフェの扉を開くと鳴るからん、と耳に心地良い鈴の音と珈琲の香りに頬を緩めては、人差し指をぴんと立てて話し。当然のように指定するのは彼女の働く様子が見える場所で )
一人です。あちらの席、空いてますか?
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