とくめーきぼう 2019-12-28 15:15:07 |
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……はい!……私、貴方に師事させて頂けて、本当に幸せです。ありがとうございます、師匠。
( 残り少ない料理を食べ進める手が自然と止まり、相手の話に聞き入る。普段は遠回しな物言いをする師匠の率直な言葉は、彼が自分の人生に関わることを決意してくれているのだと、改めて感じられて。きっと人の子ひとりの運命など、悠久の時を生きる魔法使いにとっては些細なことだろうに、彼は弟子として自分を受け入れ、心を砕いてくれるのだ。今や身寄りもなく、死に抗う術も持たなかった自分にとって、それがどれほど嬉しいことか。師の叱咤に強く頷けば、胸に広がる温かさを噛み締めるように少しの間沈黙し。再び発された声とその笑顔は、言葉に違わず幸福に満ちていて )
(/お待たせ致しました…!レスの頻度が安定せず申し訳ありません…!)
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