【創作BL】僕らの青春は複雑すぎる【指定あり/4人制/cp準固定】

>葵ちゃん

＿＿＿ふふ、冗談。ごめんね。葵ちゃんが可愛いこと言うからつい、からかいたくなって。
（普段の積極性溢れる言動からは全く想像の出来ない初心な反応を見せる相手に驚きや戸惑いで一瞬固まるが、それを上回る程にそんな相手に魅力を感じている自分がおり、"まずい"そう思った時には体は吸い寄せられるように相手の顔と自分の顔を寄せに行っていて。それでも、僅かに残っていた理性でピタッとすんでのところで思い止まると、方向転換し顔を相手の肩へ額を乗せ顎に添えていた手も肩へ移動させ、はたから見たら抱きつくように相手へもたれかかって。確かに最近は前ほど相手からのアプローチを拒むことは無くなってきたし、正直自分に見せる無防備さも可愛く思えてきたのも認めたくはないが事実。しかし、だからといって今キスしようとしたのかと混乱気味に自分を問い質すように考えたところで、本能的に、反射的にこれ以上は考えてはいけない気がしてぐっと下唇を噛み意識を戻すと頭を切り替えて。数秒だろうか、勝手ながら肩を借りていたが、サッと体を起こし嘘の笑顔を作っては今起きたこと全てをからかっただけの冗談という事にしようとして。）

（／なるほど！凄くいい案です！私も葵くんに瀬良の服着せたい思ってて、悩んでたんですよ……でもそうですね、急がずとも分けてやればいいですもんね！ではでは、今回は葵くん宅に女装姿を愛でる目当てでお邪魔させてもらいます！← 次の瀬良宅での彼服も楽しみにしてます！(笑)よろしくお願いします！）


>由紀

仕方ないでしょ。母さんに頼むわけにもいかないし、自分で作れる程器用じゃないし。
（こちらを心配してくれている相手に、仕事で忙しくしている母に頼むわけにもいかないし、かといって自分に弁当を用意できるほどの器用さとやる気はなく、結局いつも購買の昼飯になるのだと言い訳して。全く反省もどうにかしようという気もないのが態度から分かり、それが一番だめなはずで。）