作者 2019-12-16 23:11:20 |
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>葵ちゃん
……そうだね。……きっと、ここで俺たちが何しても、誰も気付かないだろうね。
(優等生には少し酷だったかなと少し思っていたが、後に続いて教室に入り共にセッティングを手伝ってくれる相手にどこか安心しては"ありがと"とお礼を言い。そこで耳に入るはなんとも純粋で可愛らしい"二人きり"を意識した相手の言葉。その言葉に反応して相手を見ては、確かに相手が男である事に新鮮味はあってももう己に二人きりで居ることに対して意識するその純粋さなどあるわけなく、相手の反応が微笑ましく思えてはふっと柔らかい笑を零し肯定して。きっとその言葉に下心なんて無くただ純粋に二人でいられることを喜んでいるだけなんだろうと思うと同時に、その危険なほどの無防備な純粋さを少しからかいたくなっては、先程の笑みとは一変、じっと相手を見つめ沈黙と共に右手の指の背で相手の頬を優しく撫で。妖しい笑みを浮かべゆっくりとした口調で意味深な言葉を紡ぎながら、そのまま輪郭をなぞるように指を滑らせ顎のあたりで止めると顎クイの如く添えた指でこちらを向くように仕向けては、最後に親指で相手の唇をそっとなぞり。勿論相手をからかうつもりの小芝居であるのだが、こういった事に耐性のある己には雰囲気作りというのはもうほとんど抵抗がなく、これにいったい相手はどんな反応をするのだろうかと様子を見て。)
(/そうでした……!ぜひとも女装した葵くんを愛でたい!ので、よければ葵くん宅にお邪魔してよろしいですか?瀬良家でも全然構わないのですが、普通の家でなんにもないですから(笑)
思い立ったが吉日ですから!やっちゃいましょう!この後の会話の中で瀬良から鍵忘れたとか母親がいないとかの話が出て泊まる事になるか、漫画っぽく帰りに雨に打たれて雨宿りしているのを拾ってもらって流れでお邪魔するっていうのもありかな?と思うのですがどうでしょう?)
>由紀
んー、残念。俺は別に一人飯だったわけじゃないけどね。購買行ってきたとこ。
(ぼーっとし過ぎて一人だと言う相手に何だそれはと可笑しく思っては、ははっと軽やかに笑い。今一人だからか己も一人飯だと思っている相手に、普段から他人との関わりを望んでとらない相手とは違い、自分は愛想だけは良いため友人には困っていないんだよとやや得意げに伝えて。恐らく今も教室で自分の帰りを待つ彼らが目に浮かぶが、正直彼らよりも気心知れた幼馴染みとのランチの方がよっぽど楽である事には間違いなく、後で謝ればいいだろうと楽観的に考えており。購買帰りにたまたま遭遇しただけと、手に持ったビニール袋を証拠品として見せつけるように持ち上げ。)
(/ありがとうございます!では、由紀と書いてゆきと呼ばせて頂きますね!そちらからの呼び方ですが、ご自由に呼んで頂いて構いませんよ!なかなか捻りの効かない名前ですが……(笑))
>榛名くん
それでいいんだ?__はい。いつもありがとう、そしてこれからもアイツのことよろしくね。
(案の定純粋に喜んでいる様子はなさそうでありながらも、なんとか折れてくれたようで良かったとひと安心し。遠慮しているのかしていないのか小さなチョコレート菓子を選んだ相手にそれでいいのかと問いかけつつも無理強いは良くないだろうとそのまま支払いを済ませてしまい。その後相手の方へ体を向けると、奢った理由の一つでもある自分の幼馴染みの事でのお礼と今後もよろしくと笑顔で本心から伝えて。「さ。食べようか。適当にその辺のベンチ使おう。」このままここに居ても仕方ない上、自身はまだ昼食を済ませておらず流石に時間を気にし始めては、視界に入った空いてるベンチでと指差しそちらへ向かって。「そういえば、今日は一人だったの?」幼馴染みの話をしたせいか、ふと出会った時には1人だったよなと思い出しては大好きな恋人を放っておいたのかと疑問に思い尋ねて。)
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