【創作BL】僕らの青春は複雑すぎる【指定あり/4人制/cp準固定】

>葵ちゃん

そうだな……じゃあ、着いてきて。俺のお気に入りの場所、特別に教えてあげる。
（素直に自分の言葉に従ってくれる相手を見ては先程の不快感は無くなり、寧ろ満足感を得て。背伸びをしてこちらに何か伝えようとする相手に自身も少し上半身ごと耳を傾けると、それはこちらの無自覚な意図を見透かしたような言葉で当然本人はなんの事だか分からず相手を見るが、答えを聞けぬまま腕を組まれただただ"自分だけ"に僅かながら優越感を感じのみで。さり気ない相手の行動で自身の腕に感じる温もりも真横に感じる存在感もいつもなら不快さを我慢しているところだが、今それを感じないのも拒まないのもきっと彼だからこそで。こちらを見上げ食べる場所をどうするか尋ねる相手に考える素振りをすると、頭に浮かんだのは自分がよく利用するお気に入りの場所。あまり人に教えてはないのだが相手になら教えてもいいかと感じては、具体的にどこに行くとは伝えず自分が案内するからと少し悪戯っぽく笑うと自身の腕に絡んだ相手の腕を優しく解きそのまま手を握っては、エスコートするかのように手を引いて歩きだし。そして着いたのは現在使われていない空き教室。｢＿ここ。人気もあんまりないし、静かになりたい時とかたまに使うんだよね。｣とにこやかに説明しては躊躇うことなく扉を開け中へと入り。本来生徒が勝手に使っていい場所ではないことは明白なため勿論バレたら怒られるのだが、それを一切気にすること無く机と椅子をセットし始めて。）

（／お泊まりデート良いですね！既にですが無防備な葵くん可愛いでしょうね?！それに葛藤する瀬良が容易に想像できます(笑) それに、葵くんにはぜひ手料理で胃袋を掴んで欲しかったので大賛成です！
もし良ければ、この放課後にでも展開させますか？）