三丁目のミケネコさん 2019-12-14 18:03:49 |
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千寿郎は目に入れても痛くないほど大切な弟ではあるが、俺が竈門少年と同じ立場になったとして彼の様な決断が出来るのだろうか…。
(相手の言葉に鬼の妹を連れた少年の姿を思い出しては仮に自身の弟が鬼になってしまった場合、鬼殺隊士の柱である自分は一体どうするのだろうかと彼のようにひたむきに妹を信じ共に生きる道を選べるのかと柱としての責務を果たす為きっと弟の頸を刎ねてしまうのではないかと、ぽつりと呟いてみせるが彼女のそんな言葉の端に自分達や彼らの関係を羨望するような雰囲気を感じ取れては家族を、最愛の姉を失った相手の悲しみを少しでも和らげられる様にと努めて明るい声で言葉を続けてはこの気持ちが少しでも相手の心の琴線に触れることを願って晴れやかに笑いかけて)
そんなことよりも俺が大事に思っているのは何も弟に限ったことではない!尊敬するお館様や隊士の皆、そして胡蝶…君のことも俺は心より大事に想っている!
(裾を引っ張る相手の小さく女性らしい繊細さのある手に己の武骨な手を重ねながら漸く語られる相手の本音に真摯な面持ちで耳を傾けるが、痛い程に伝わってくる彼女の気持ちに胸が締め付けられて眉間に皺を刻むほど険しい面持ちを浮かべては藤の毒の話を聞くなり瞳孔を見開き息を飲んで、彼女が死ぬかもしれないと不安に駆られては思わず空いた片手を彼女の背に回し自身の身体へと引き寄せると今にも折れそうな華奢な身体を支える様に抱き締めて)
…胡蝶、やはり君は命を賭して仇を討つつもりだったのか、予想はしていたが…悲しいものだな。どうかこれ以上自分を追い詰めてくれるな
俺は君が生きていることが唯、尊く愛おしく思う。君の姉上の望みも同じ…君に生きて幸せになって貰いたいと願ったのではないか?
(/すみません、また遅くなってしまいました。お褒め頂き有難い限りです!きゅんきゅんして頂けたらなら幸いです…弱虫胡蝶さん可愛らしいので大丈夫ですよ!此方も絆されてくれることをそこはかとなく期待しています!)
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