三丁目のミケネコさん 2019-12-14 18:03:49 |
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煉獄さーん、お待たせしま…し、…。
(心地よい太陽の木漏れ日に己の美しさを主張する蝶達をただ静かに見詰める彼のなんとも絵になる事か。普段の熱血過ぎる態度故にそらされることの無い目線が合わさるせいかなかなか其の顔を拝む事が無かったのだが、無言でその場に佇む相手の顔は美丈夫で整っており男らしさを纏う雰囲気の中に風景を愛でる意外な趣に言葉を最後まで絞り出せず隠れる様に魅入ってしまい手にしたおぼんを落としそうになるとはっと息をつき再び声を掛け「…此処の景色は心が落ち着きます。何か悩んでいる時にはこの庭を見ているだけで全てを忘れてしまいそうになる、」彼の隣へと腰掛けて先程入れてきたお茶とお茶請けである団子を添えて、相手へと食べるように促すとほんのりといい温度になったお茶で自身の喉を潤しやっと一息つけた事で小さな溜息が出た後にそっと視線を横に向け)
さて、煉獄さんのお話を聞かせて下さい。楽しい話でも任務の事でも抱え込むだけでなく人に心内を晒すのも一種の気分転換ですから…、
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