溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
通報 |
…??
( 流石にビールは飲ませてもらえないかと少しだけ肩を落とすもそれも相手が自分を思ってくれてのことだと分かっている為そこまでがっかりはせずに。でも相手は何か名案を思い付いたようでなんだろうと首を傾けては相手がビールを口に含むのを不思議そうに見遣り。すると相手の手が頬に触れて綺麗な顔が近づいてくればトクンと鼓動が跳ね、こ、これはまさか!と思ったときには唇が重なっていて。触れ合う部分から熱が伝わり、正直ビールの味どころではないが、自分の頬は飲んでもないのに頬が赤く染まっていき、柔らかな感触が気持ちよくて耳としっぽがタランと下がってとろんとした表情になって。甘い時間はすぐに終わるも唇が離れていっても暫くボーっとしていて頭の中で、キスってレモンの味がするって言うけど本当はビールの味なんだななんて考えていて。ボーっとキスの余韻に浸っていたが相手の声とソファを叩く音に我に返ってはそちら見て「そうだな…。ただビールはちょっと苦くて苦手かも。でも兄ちゃんとお酒飲めるのは楽しみ。」と頷いて少しゆっくりめにソファへ近づいては相手の隣に座って。そして暫く考えた後、葡萄ジュースの入ったコップをソファ前のテーブルに置いて相手に少し体を向け「…やっぱビールの味、ちょっと分からなかったからもう一回さっきのして?」とまだ少し赤みがさす顔で相手を見詰めてはビール缶を持っていないほうの相手の手に自分の手を重ねて、顔を少し近づけやや眉を下げて首を傾げ )
トピック検索 |