溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
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ありがとう、アキ。お?ビールの味に興味あるのか?でもお前に飲ませたら菜月さんにガチで怒られるし…あ…良いこと思い付いた。
( 風呂上がりにビールなんてオヤジ臭いとからかわれるかなと少しばかり思っていたが実際はそんなことはなく。自分のお願いを嬉しそうに尻尾を振って聞いてくれる彼にやっぱり可愛すぎ…と内心思って。彼から差し出された缶ビールをお礼を告げながら受け取りポルタブを開けては興味津々にビールの味を聞いてくる瞳と視線が交われば自分の好きなものに興味を示してくれたことは嬉しくて少しくらいならと思うもそんなことをすれば彼の母親の雷が落ちるのは確実だなと考えを改めるもダメと片付けてしまうのは何だか可哀想で何か良い方法がないかと考えては妙案を閃いたようでぽつりと呟けばビールに口をつけ一口、二口と飲んでビールを片手に持って空いた手で彼の頬に触れ少し上を向かせるようにしてはそっと唇同士を触れ合わせて。飲ませられないならせめてと思っての行動。キスをしていると認識はないようて暫くくっつけた後にスッと唇を離して「…どうだ?味…わかったか?…こんな少量じゃわかんないよな…お前が二十歳になったら兄ちゃんと一緒に酒飲もう。お前が美味しいって思う酒、一緒に探すのも良いよな」ビールの味はわかったか?と問うも唇についたほんの少量のビールでわからないよなと苦笑い浮かべるもすぐに笑みに変えて二十歳になったら一緒に酒飲もうと告げ、ビールも良いけど彼が美味しいと感じる酒を一緒に探してやりたいと思えばそう遠くなく訪れるそんな未来が何だか今から楽しみで嬉しくて柔らかく微笑んで。ポンポンと彼の髪を優しく撫でては「立ちっぱも何だし、ソファに座ろう」冷蔵庫前で立ちっぱでいるのも何だしとソファに座ろうと声をかけて缶ビールを手に先に移動して腰を下ろして。トントン隣を叩いて彼に目配せしてビールをまた一口飲んで )
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