溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
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(/いえいえ、むしろ決めて頂けて嬉しいです。ぜひ菜月さんでいきましょう。とても温かなお母様でほっこりしました。しかもお兄様の執事のような完璧なサポート素敵です。アキは我儘になっていそうですがちゃんと感謝しております。ではこの辺で背後は一度失礼させて頂こうかと思うのですが宜しいでしょうか?)
オオオ!超うまそう!ウィンナーはタコさんだよな?
(いつものように着替えを手伝ってもらいながらお弁当のメニューを聞けば口の中に唾液が溢れてきて今すぐにでも机の上の置かれた弁当を開けて食べたくなって。実は元々ほうれん草は苦手だったのだが、相手が作ってくれるものを食べているうちに克服出来て今やほうれん草の胡麻和えは自分の大好物。ついでに言えば相手の作る鳥のからあげは冷めても美味しくて冗談抜きで無限に食べられるおいしさで。弁当のメニューを聞いたことでテンションが上がり目も覚めてくれば弾んだ声でウィンナーがタコさんか確かめて。そのあと相手の言葉に甘えて先に一階へと降りれば手洗いや洗面を終えてリビングに行き、母が作ってくれた朝食に元気よくいただきますをしてからガツガツ食べ始め。『アキ、ちょっとはるくんに甘えすぎなんじゃない?もっと自分のことは自分でやれるようにしないと。』そう母親に言われてピタリと齧ろうとしていたトーストを止めて。「そんなの言われなくても分かってるし。」ブスッと不貞腐れた顔をするのは自分でも自覚があるから。小さい頃からずっと変わらない習慣で、つい此処まで来てしまったが自分ももう高校生。自分のことは自分でやって当たり前の年齢だが、相手に甘え慣れてしまった体をすぐに切り替えるのは難しいし、相手も相手で何だか楽しそうなので自分でやるというタイミングを失っていて。でももしかしたら自分が相手が進んでやっていると思っているだけで相手は嫌々やっていたりするのだろうかと不安が過ぎり。それに相手だっていつまでも自分の傍にいるわけではないのかもしれないと考えたりして。そんなふうに考えていると相手も降りてきて隣に腰掛け朝食を食べ始めて。頭を撫でられる感触の心地よさについ尻尾がゆらゆら揺れるもさっきまで考えていたことが気になり相手をチラリと見て「はる兄は俺の世話するの嫌か?」とど直球にたずねては何でもない質問をするように齧りかけのトーストをバクリと齧りモグモグしながら首を傾げて。)
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