溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
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無理して作るものでもないしな…アキが一緒に居てくれるんならそっちの方が嬉しいけど。
( 彼から告げられたのは毎日一緒にいる宣言。冗談めかしのその口調に目を細めて恋人は無理して作るものじゃないから寧ろ彼が居てくれるのであればそっちの方が良いと伝えて。実際、無理して作った結果が傷つけなくていい人を傷つけてしまったこともある。どちらかと言わなくても自分は彼に居て欲しいのだ。彼が色々考えているとは思いもよらず彼と共にボーリングシューズに履き替え指定されたレーンへ。ボールを選ぶ彼を見やり自分もボールを選び始めて。すると見てみてとはしゃぐ声が聞こえては視線を向け「ははっ綺麗に嵌まったな?でも、それ抜けるのか?突き指する可能性もあるから…ちょっと貸してみ。…アキ、こっちの手でボール押さえといて。…んー…どうだ?抜けそうか?」そこには綺麗に親指がボールの穴に嵌まっている。見事なまでのすっぽりさに笑っては近づいて。すぐに抜けるなら良いが突き指でもしたら大変だと、空いた手でボールを押さえるように伝えつつそっと彼の手に触れて。するすると嵌まった指を回すように優しく動かしては抜けそうかと尋ねて )
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