溺愛先生 2019-12-05 21:51:06 |
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あはは、兄ちゃんは俺んところの家族みたいなものだからな。母さんなら兄ちゃんでも注意しそう。ん、分かった。兄ちゃんと俺の秘密だな。
( もっと褒めてやらないと言われて照れ笑いしつつも内心兄ちゃんあんまり分かってなさそうだなぁと思っていて。それでも相手との時間は楽しいのであまり気にはせずに、カップ麺のことで菜月さんに自分も言われそうという相手に笑いながら同意して頷いて。次いで相手の長い指が唇に宛がわれるのを見てはその仕草が綺麗で一瞬見惚れつつ、ハッとなって二人の秘密だとどこか嬉しそうに頷いて。「……お、俺、兄ちゃん食べてる間に洗い物しとくな。そのほうがこのあと沢山遊べるし。」相手がカップ麺を食べ出すと美味しそうな匂いが部屋に漂い出して。さっきお腹いっぱいになったばかりなのにまたあふれ出す食欲。それだけでなくて相手の綺麗な口元に麺が吸い込まれていくのが妙に色っぽく感じてそんなことで下世話なことを考える自分に恥ずかしくなっては慌てて席から立ち上がってそれっぽい理由を早口に告げつつ空いたお皿や食器類を持って台所に向かい洗い物を始めて )
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