√ 2019-12-01 19:16:44 ID:13df25f07 |
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>ウルスラ様
だからってそんなに簡単に治るとは思わないっつの。医者でもすぐに完全には治せねーんだから…ああ、もう大丈夫だ、さんきゅ。(彼が治してくれたおかげで足の痛みは完全に消え去り、寧ろいつもよりも動けそうな程で。未だ吹雪は止んでいないだろう、帰りがどうなるかわかったものではない。しかし何とかなるだろう、とも思うのだ。「ウルスラ…か。おう、覚えた」元々迷い込んだだけなのだ、名を聞いたところでそれが意味があることなのかはわからない。もう二度と会うことがないのかもしれないとさえ思うが、この一時がなかったことにはならないのである。彼の手を取って立ち上がれば、ゆっくりと扉の方へと向かって歩いていき。一度振り返って片手を挙げると挨拶を。「それは御免だな…じゃあ、また」もし再会できたら、なんて意味を込めて言葉を紡ぐと、その後は振り返ることなく純白の世界へと姿を消して)
ちょうどキリも良いことだし、今夜はこれで失礼する。また迷い込んだら宜しくな。じゃ、良い夢を。
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