√ 2019-12-01 19:16:44 ID:13df25f07 |
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>シリル
…何か不服でも?( 驚いたかのような表情は此方としても予想外で、怪訝そうに片眉を歪めて。しかし貴方の表情が笑みを描いたのを視認すれば「 お前の表情は四季の様に移ろうのだな 」どこか調子を外されてしまったかのように肩を竦めて。「 ならば特別にイェル様でも構わん 」冗談とも本気ともつかない堅い面はそのままに、けれども確かに特別という単語は落とそう。視界の端でご機嫌に揺れる尻尾を横目で一瞥し、どことなく触れたくなる衝動には気付かぬ振りをして「 ふむ。五体満足の狼男であれば、吹雪を物ともせず進めるだろう。今度は迷うなよ、シリル 」照れくさそうな貴方の頭上に手を伸ばし、ピンと立つ狼の耳の間に掌を置けば1度だけわしゃりと撫でて。直後ソファから立ち上がり、カツカツと跫音を響かせながら巨大な扉の前に立ち、貴方へと振り返り「 次迷い込んでくれば、味見程度では済まさんぞ 」脅しのつもりか、貴方の美味な血の味を思い出してしまえば、赤い舌先をちろりと覗かせ舌なめずりを。 )
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