*匿名 2019-12-01 19:09:20 |
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ツカサ・セシルス
あ、有難う御座います。 ( 自身の様子を察してかあまり髪について追求してこなかったことに安堵しながら、相手が扉を開けて中へ促すので、素性も知れぬ自身を気遣ってくれる優しさに少し驚きながら早速さと中へ入る。すごい広いわけではないがどこか安心感が芽生え、そして、自身を招いてくれたのだから事情は話さねばならんと思えば神妙な面持ちで。「 実は、逃げてるんです。」まずは端的に本当の理由を告げ、頬をかきながら苦笑いすれば言葉を続けて「 王子から城へ出頭命令が下ったんですが、内容が婚姻だったので... 」髪の珍しさに王子から求婚されたことを素直に話し、そんなに髪が欲しければくれてやると、長かった髪を切って自分代わりに家に置いてきたところまで説明しては、少し乾いた笑みを見せ )
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