クラスメートA 2019-11-27 16:19:13 |
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ああ、俺も一人暮らしをしてるからそれは身をもって痛感しているよ。家族でもなんでもいざという時頼れる人が側にいないって中々不安なんだよな…幸い食事なんかは来栖さんが時々こうして気を回してくれるから助かってるんだけどさ
(基本的には一人暮らしは気楽でいいものだが、いざという時頼れる人間が側に居ないことに不安を感じることも時にはあって、そういう意味では相手のように自分のことを気にしてくれて食事の心配をしてくれる存在というのは貴重だなと改めてそう思い。遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったものだなとそんなことを考えながらしみじみ呟くと、そのありがたみを噛み締めるように彼女の方へと穏やかに微笑みかけて。店の外にそれらしい車を見つけ、中からいかにもな二人組がこちらへやってくるとあれが彼女の言っていた執事とメイドかと軽く身構えるが、執事の方はどうも彼女のことしか眼中になかったようで、なるほど話に聞いていた通り少し過保護かもしれないなとそんな感想を抱き。恋人の代理というところまでは恐らく話せないだろうし無難にクラスメートを食事に誘ったといったようなことを説明する相手を横目に、果たして自分のようなどこの馬の骨ともしれない異性の若者を家に招き入れることをあの心配性の執事は良しとしてくれるだろうかと緊張の面持ちでことの成り行きを見守っていれば、不意に執事と一緒にいたメイドに声をかけられ慌ててそちらへと向き直り「あ、どうも初めまして。いやまあ、世話になってるのはむしろ俺の方っていうか…」自分とそう歳の変わらなそうなメイドの、一般的な使用人のイメージからは少し外れた感じのノリと勢いに押されタジタジになりながらもそう応対をしていると、不意に右の手を包み込む柔らかな温もりとすべすべした感触があって。そちらへ顔を向けるとどこか思い詰めたような表情にも見える彼女がそこに立っており、表情のせいか切羽詰まっているようにも聞こえるいつもの彼女らしからぬ声に戸惑い、そんな顔をこれ以上させたくないと感じて頷けばメイドへと最後に軽く会釈だけしてから彼女の隣へと詰めて座って)
あ、ああ…えっと、来栖さん、大丈夫か?何かあったのか?
(/毎度毎度素敵な娘さんを更に魅力的に魅せてくれるのでこちらもどんどん妄想が膨らんでしまうんですよね。
文句なしですよ!ここからどんな展開に繋がっていくか楽しみです。そして美桜ちゃんの無意識の嫉妬からの行動が可愛らしすぎて背後は既にノックアウトされています。あくまでもまだ恋人代理の段階なので抱きしめてあげたり出来ないのが惜しい程です
縁談が決まってしまったら卒業を待たずに嫁入りしなければいけなくて、残された時間がないことに苦悩するなんていうのもいいかもしれないですね。それか縁談の話しがきて初めてお互いの大切さに気づいて付き合うきっかけになるというのもアリかなと思ったりもしました!)
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