義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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…お前の城の料理人が聞いたら卒倒するだろうよ…でも、ありがとな。ああ…もちろん、お前が学びたいことは俺が出来ることなら何だって教えてやるよ。
( 自分の料理の腕前なんて素人に毛が生えた程度。彼がいつも食べているような城の料理人の腕と比べられるのは正直気が引けて。でも彼に自分の作った料理を気に入って貰えたことは嬉しくて。料理まで学びたいと言ってきた彼に少し驚くものの彼が望むことで自分に出来ることなら叶えてやりたくて頷いて。彼が食べ終わる頃、自分も食事を終えてはなんと片付けがしたいとの申し出が。気恥ずかしそうに告げる彼に王族には必要のないことのような気もしたが彼が望んでいるならやらせてあげたいと思って。「分かった。じゃあ片付けは頼む…ああ、やり方とかも教えてやるよ、一緒にやろう」そこまで数はないが二人でやった方が早いだろうしやり方も教えてあげたいしでそれなら二人でやった方が良いなと結論が出て。空いた食器を持てるだけ持って流しに運べば彼が来るのを待っていて )
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