義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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そうか、なら安心だな。へえ…珍しい魔石が使われてるんだな…ああ、そこは心配しなくていい。誰にも言わないよ。ただお前が俺が他人にペラペラ話すような男だって思ってるなら一筆書かなきゃだけど。
( 彼から剣に関する国宝機密的なことを聞いた気がするが元より他言するつもりはないため変に緊張したりすることもなく、寧ろ手入れすることが出来るのであれば錆びる心配もない。王族が所有する剣は実用的でないものもあり傷をつけてはいけないから手入れも出来ないものもあったりするので安心だと笑って。彼から剣についている宝石の話に興味ありげに剣についた石をしげしげ眺めつつ成分鑑定したいなぁと密かに思いながらも他言無用だと唇に指を押し当てる姿もどこか気品溢れる彼に目を細めてそこは問題ないと口にして。少し冗談めかしに自分を信用出来ないならとおどけて話してみるも当たり前に本気ではない。彼の着替えも終わったし準備は万端。これからどこに行くんだと問う彼にそういえばまだ説明していなかったなと思いつつ、彼から着替えて元々着ていた服を受け取り自分の荷物入れに仕舞ってあげては「これから行くのは街の外だ。北にあるヴェナル洞窟へ向かう。洞窟までそこまで遠くはないがモンスターも普通に出てくる。街付近から洞窟までの道中にいるのは比較的弱いモンスターだから手こずることはない。お前の良い実戦練習になるんじゃないか?ま、お前の能力的に言えばちょっと敵は弱いけどな。モンスターと戦うってのを覚えるにはうってつけだな。んじゃ出発するぞ」これから行く場所の説明から道中出てくるモンスターのことを彼に話して。良い実戦練習になるなと付け加えるとポンポン彼の頭を撫でては行くぞと声をかけて装備屋から出て二人街の外へと歩を進めて )
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