義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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…ッく、…
( 吹き飛ばされた体は屋上の扉に背中から叩きつけられるもその時も防御の呪術が働き壁と背中の間に空気の膜が張ったためダメージは半減されて。壁に片手をついて体を支えながら片目を眇めて彼の方見遣れば、彼が魔術を唱えると共に鳥型の魔獣の咆哮が轟き、その姿が消えゆいで彼の結界術が辺りを包んでいくところ。結界に包まれた箇所から烈火が凪いで崩壊した建物が再生していく。その魔力の強さに圧倒されておれば、この騒動の発端である使役者が彼の魔術によって炙り出され姿を現して。使役者はトンと屋上の地面に降り立つ。黒色のローブを着ていてフードを目深に被っているためその素顔ははっきりとは確認できないが、肌が不健康と言えるほど青白く少し覗く髪は真っ白。だが纏うオーラは異様で強大な魔力の保持者であることは分かり。使役者は彼の追糸を片手で軽く払うと顔を上げて己を一瞥してから彼を見遣り、余裕の笑みで肩を竦めて。『 誰かと思えば…王族は有力者であれば義賊まで従える程成り下がったのか。…第二王子、久しぶりだな。と言ってもお前は覚えていないか。 』使役者は怪しげな声色ながら愉快そうに笑めば、僅かにフードから瞳を覗かせて彼に向き『 義賊のギルス。さすが世に名を馳せるだけのことはある。お前には興味はあるが今回はこのあたりにしておくよ。…目的は果たせたしな。 』と恭しく、少しの皮肉を混ぜて彼を褒め称えてはクスリと笑い一歩下がって。刹那、使役者を黒い闇が包んで次の瞬間には跡形もなくその姿を消していて。「 …闇魔法?…我が国では禁じられているはず… 」唖然と男が消えたほうを見遣るもはっとすれば子供の無事を横目で確認しつつ彼に駆け寄って。「 ギルス!…怪我はないか? 」己が変な手出しをしたせいで彼に危害がいっていないか心配で使役者のことは気になりながらも彼の無事を確認して )
(/こんにちは背後です。今回勝手ながら行き当たりばったりですが謎の使役者を出させて頂きました。一応ボスキャラではないすが、それに近い存在にしていこうかなと考えております。今考えている簡単なPFが
謎の男
名前:保留
性別:男
年齢:見た目30歳くらい(実年齢はもう少し上の設定)
身長:186㎝ 痩せ型 白髪に黄金色の瞳
設定:王族に恨みがあり幼少期のアレックと接触経験あり(アレックは覚えていない)生まれたときから強大な魔力を保持し闇魔法を得意とする。城を襲撃したモンスターに関与していた疑いあり。ギルスと渡り合えるくらいの魔術使い。
とかなりアバウトですがこんな感じです。
細かい設定はまだまだ考えていませんし、後付け設定ばかりになっていくと思うので背後さまも自由に設定追加するなり物語の中で使って頂ければと思います。ただ一人くらいは最強キャラが敵側にいると面白いかなーと思い謎男を出現させてみました。質問や此処は変更してほしいなど希望があれば仰ってくださいませ。)
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