義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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(/ありがとうございます、そう言って頂けて嬉しいですっ。おお、アレックくんに兄と姉が…なるほど…二人ともアレックくんの両親と城内にいる感じなんですね。王家の隠し通路的なもので皆さん外に逃げて身を隠しているのかなと思っておりましたが。自分的にはどちらでも問題はありませんのであなた様の提案に乗っかります。なるほど…姉とは仲良しで兄とは事務的な関係…後々兄弟の絆も深めていけたら、そのお手伝いをさりげなくギルスが出来たらなぁなんて考えております(勝手に))
…だってよ?こいつはお前達と仲良くしたいけど、その方法が分からないって。教えてやりな。…俺が出来るお前へのアドバイスは距離を取りすぎるなってことかな?少しずつで良いから歩み寄ろうとしてみな。
( 城を襲撃され彼の心の疲弊は見て明らかだ。それでもここにいる子供達と仲良くなりたいと思ってくれる彼の言葉に周りにいる子供達にストレートに伝えては子供達同士皆、視線を合わせる。自分が教えてやりなと口にすればわらわらとまずは人見知りゼロの三人が彼の方へと近づき『な、兄ちゃんの名前は?俺はユウトって言うんだ』『私はねーアトリって言うのー。お兄ちゃんのこの服凄いねー』『…僕は…リューイ…お兄ちゃんだっこ…』人懐こく笑いかけては三人共彼の足元にぎゅっとくっついて。その様子を他の子供達と一緒に見つつ彼にアドバイスを1つだけして。背の高い自分はその場に腰を下ろし、子供達の目線より低くなるようにするのはいつものこと。自分に甘えるように膝の上に乗りくっついて来る子供の頭をワシャワシャ撫でてやれば『お前ばっかずりー!俺だってギルス兄ちゃんの膝乗りたいのに!』『なによっ!あんたさっき乗ってたじゃない!ギルス兄ちゃんはあんただけの兄ちゃんじゃないんだから!』「こーら、お前達。俺とのお約束は何だった?」自分の膝の上と近くにいる子供が喧嘩を始めればこれもいつものことなので表情は変わらずにただ一言子供達に告げる。『…う…あたし達は皆兄弟であり友達…』『喧嘩は良いけど、謝れるうちに必ずごめんなさいすること…』子供達に刻み込まれている自分との約束事。それをここにいる子供達全員が守ってくれているため大きなトラブルに発展することはない。二人ともごめんなさいをちゃんとしてくれたのを確認すればその二人の子供の頭をワシャワシャ撫でてやり「そうだ、俺たちは皆、兄弟であり友達だ。それを忘れるなよ」ニッと歯を見せて笑えば子供達は嬉しそうに笑顔を見せてくれたまではよかったがわらわらと自分の上に乗っかってくる子供の数が増えていき「…おいおいいくらなんでも定員オーバーだっつの…」『ギ、ギルスさん、大丈夫ですか?!こらあなた達!』その数に負けて後方に倒れゴンッと頭打ち付ける音が響けば慌てた世話係りが駆け寄ってくる。「…あははっお前ら激しすぎ。俺押し倒しちゃダメだろ?流石にこれだけ乗っかられたら俺支えらんねぇって。お前ら怪我してないか?」心配そうに此方を見る子供達の視線に吹き出すように笑っては自分は何ともないアピールをしつつ上に乗る子供達に怪我してないかと尋ねつつ笑いかけていて。周りは一気に和やかムードに転換し、子供達の一部は彼にも平気で近づくようになっていて )
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