義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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(/素敵な開始ロル有難うございます。子供たちへのギルスさんの優しさが溢れていて胸が温まりました。自分もギルスさんとお話出来て楽しかったです。本文でも沢山お話ができたらと思います。
また追加設定ですが、アレックには兄30歳と姉27歳がいる設定にできたらと思います。ちなみに兄は正式な王の後継者で、アレックはそれを支える立場になります。兄弟仲は良くも悪くもなく城の条約関係で会話が事務的でプライベートではあまり会話しない感じです。姉とは仲が良く相談に乗ってもらったりしています。そして兄も姉も今は両親と一緒にモンスターの支配下にある城内にいる感じにできたらと考えておりますが、もしここはこうして欲しいなどご意見ありましたらお聞かせください!)
はぁ…
( 城が襲われた翌日に訪れたのは己の従者の一人であるギルスに馴染みがあるという孤児院。其処は己が見てきた世界とは掛け離れた世界。政を学ぶ際に話には聞いていたが『王子が出向く場所ではない』とお忍びを望もうとも直接は足を運べなかった場所。本当に国を支えているのは王族ではない。血と汗を流し毎日働いている民であるはずなのに、その民との交流を危険だからと禁じられていて、皮肉にも城が危機に貧したときに交流が叶うとは。そうして突きつけられた現実は当然薄っぺらな文面よりも重たい。子供たちの笑顔を見れば不幸とは思わないが、思っていた以上に貧困な生活をしていることに胸が痛み、温かい城でのうのうと暮らしていた己が恥ずかしく思えて。それにどうしたものか、子供たちとの接し方も挨拶の仕方も己には分らなくて。何分生まれたときから大人たちに囲まれてきて同年代や年下の人と接する機会は限られており、同年代の知り合いも王族ばかり。自分の衣装が物珍しいのか遠巻きに此方の様子を窺う子供たちに何と声をかければいいのか分らず怯えられてしまい、とりあえず大人の院長や世話係りの人たちに挨拶をしておいて。正直己自身、城を襲撃されてかなり精神的に参っており小さく溜息を吐いては子供たちに囲まれる我が従者のもとへいき「 ギルス…、私は自分の迂愚さを呪ってやりたいよ。…それに子供たちへの接し方が分からない。怖がらせるつもりはないのだが、どうやら私は怯えさせてしまっているらしいんだ。どうすれば子供たちと打ち解けられるか教えてくれないか? 」此処は一応外のため相手の前とはいえ外行きの言葉で『私』と言えば、微かに憔悴の色を滲ませた表情で溜息を吐くと、素直に子供たちとの交流の仕方が分からないことを告げて、その方法を講じてほしいと此方を見る子供たちの視線を感じながら相手を見て )
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