義賊のギルス 2019-11-25 23:28:40 |
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( カレーに子供たちが言った具材を一度に全て入れる訳ではないと誤解が解ければ成程と頷きつつ、子供たちがチーズをいれるのを喜ぶ様子に目を細め。エプロンを持ってきてくれたリューイにお礼言って受け取っては彼に頼まれたことに頷いて「 分かった。…野菜の皮は剥くんだな。叔父上がしょ…、…否、皮は捨てずにとっておくか? 」リューイのエプロンの紐を結んでやると、己もエプロンをつけて子供たちと共に洗い場へ。子供たちと一緒に野菜についた泥を桶の中の水で一緒に洗うと、綺麗になった野菜の皮を剥く。そこでふと叔父が言っていた言葉を思い出し。“庶民は野菜の皮まで食す”と。叔父は馬鹿にしているようだったし、庶民という表現はあまり好かない。ふとでた疑問を子供たちに問おうとして言葉を言い換えては一番年長の少女がふふと笑い『 あら当たり前よ。野菜の皮は栄養があるから後で食べるのよ。家畜の餌にもなるし肥料にもなるわ。 』「…そうか。物知りなんだな。 」『 違うわよ。全部ギルス兄さんが教えてくれたの。 』そういって大事に野菜の皮を別の容器に取っておく子供たちを見ては、些細なところまで彼の教育が行き届いていることに感心して。子供たちと共に野菜の皮を剥き終えると野菜の入ったカゴを彼の元へ持っていき「 子供たちはみんないい子だな。…このあとは野菜を切るのか? 」きっと辛い生立ちの子供たちばかり。それでも明るく強く生きる姿に胸を打たれながら次の工程を聞き。すると出会った当初一番最初に名乗ってくれた少年、ユウトが玉ねぎを差し出してきて『 アレック兄ちゃんはコレ切ってよ。 』と。それが少年の悪戯心からくるものとは知らずに「 嗚呼、わかった。上手くできるか分からないがやってみるよ。 」と笑顔で受け取り。後ろのほうで子供たちが小声で『 泣くかな? 』『 泣いちゃうよ。 』とクスクス笑っているのが気になったが疑問に思うだけで気に留めずに彼の方を見遣り「 切ってみてもいいか? 」と問いかけて。ユウトは彼が悪戯を己に告げ口をしないように人差し指を立ててシーのポーズをしていて )
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