鬼殺隊員 2019-11-25 09:14:19 |
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獅燈 白
わあ、おにぎり...! ( 相手を待つのはどうにも慣れない。いつもは寧ろ迎えにいく方だ、しかも今回は相手が自分のために動いているというのだから落ち着かないに決まっている。ぎこちなく座りながら彼が来るのが分かればピカッと肩を揺らしながら、手に持つ大きな握り飯に待ってましたとばかりに目を輝かして。手招きされればとてつもない速さで相手の横に移動する、肩がピトッとくっつくのではないかというくらいの距離に座れば手を合わせて。一口食べればそれは食べ慣れた彼の妻達のおにぎり、どうか、自分がここにいない間は我が主であり、師範であり、大好きな彼を守ってください。そう願いながらおにぎりを食べ進めればあっという間に食べ終わり ) ご馳走様です。相変わらず大きいけど、美味しかった!
冨岡 義勇
____そうか。 ( 彼女の真剣な言葉はいつも自分を励ましてくれる、肯定してくれる。自分がこんな質問をするのもその答え欲しさなのかもしれない。つくづく弱い人間だなと思いながら頬を染める愛おしい彼女の方へ体を向けて、小さく言葉を返せばその頬に手を添えて。数秒、彼女の顔を見つめていたがふと我に返りなにをやっているんだとばかりに手を勢いよく下ろして。「 すまない、条件反射だ 」なんの反射なのか、動揺しているのは此方も同じで。再び前を向いて歩きながら自分の中で揺れ動く彼女への感情に首を傾げながら )
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