鬼殺隊員 2019-11-25 09:14:19 |
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宇髄 天元
(相手からの返事を聞いてから片手をひらひらと振りながら台所に向かい歩みだすと机の上に拙い文字で恐らく須磨が書いたのだろうか「白専用」だと紙に書かれた上に置かれた大きめの握り飯二つと漬物の乗った皿を手に取るとそのまま相手の待つ一室へと歩みを進めて、予め開いていた襖から室内へと足を踏み入れると布団の上に座る相手を見下ろして笑みを浮かべ、布団の前で食べるのも行儀が良くない依然に食べづらいだろうからと備え付けてある卓袱台の上に手にした皿を置くと自身も胡座をかいてその場に座れば相手を振り返り手招いて)
おう、待たせたな…腹空いてるだろ?食え
朝桐 さざめ
まーた、何を言ってるんですか貴方という人は…
(弟子にこんなに嬉しそうな顔をさせておきながら何を言っているんだと呆れた様に溜息を吐くが消え入りそうな声で伝えられた言葉は切実な問いに聞こえて、普段であれば揶揄い混じりに返すところだがそんな事をすればこの淀みのない純水の様な彼が真に受けてしまうだろうと口を開けばあくまで自身の気持ちが少しでも伝わる様に真剣な口振りで言葉を紡いでいくが言っていて恥ずかしいのか頬を赤らめ後を着いて歩きながらも顔を俯かせては段々と言葉も小さくなっていってしまい)
勿論ですよそりゃ確かに何考えてるのかよくわからないところもありますけど…師範は誰よりも人を思いやっている優しい…私の自慢の師範です
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