鬼殺隊員 2019-11-25 09:14:19 |
通報 |
獅燈 白
____落ち着きました。でも、知らなかった...そんな風に思ってくれてたんですね。 ( 自身の背を撫でてくれる相手の手は大きく頼もしい、初めて聞いた相手の本音に嬉しくもありながら、複雑に感じるのは自分が弟子という立場だからだろう。彼の肩に額を乗せるように抱きついては落ち着き、はじめて告げられる真実に嬉しく言葉をもらす。これが妻であったら、彼の側にずっといることなど容易なものだが、自身は彼から剣技を教わった弟子だ、皆んなが戦地に行くのに宇髄の弟子だけそこにいかない、など彼の顔に泥を塗るようなものだ。「 だけど、宇髄さんが私を想うなら尚更行かせてください。私が鬼を倒すのは、貴方に褒められたいからなんですよ。」恥ずかしいから顔は見せないように、抱擁したのをいいことに耳元で本音を告げる。不純な動機だろうか、彼は呆れるだろうか、そう不安が残り相手の背に回した手は強く服を掴んでいて )
冨岡 義勇
俺は、迷子にはならん。 ( 自身の手を握りしめる彼女の言葉に酷く安心する自分がいる。これでは、どちらが師範なのかわからないが、それでも彼女が信じろと言うのだからそうなのだろう。分かりにくいがいつもよりも柔らかい顔立ちでしっかり彼女の目を見て。だが、一つ気になるのは置いてかない、独りにしないという言葉、自身は無惨を相手に迷子にでもなるのだろうかと、持ち前の変なところの天然さをだしては至極真剣な顔で一言告げる。いつもの調子に戻っていたのは、きっと彼女の雰囲気がそうさせたのだろう、「 俺も稽古をしているんだが、さざめも一緒にどうだ?」遅くはなったが炭次郎のおかげで目が覚め、自身も遅れながら稽古に参加していて )
トピック検索 |