鬼殺隊員 2019-11-25 09:14:19 |
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獅燈 白
___宇髄さん、私が貴方に恩を返すならば、それは鬼を狩ることだと思うんです。( 相手と視線を交えればそれは緊張というよりも落ち着きで、一呼吸置いて口を開く。強くも優しい瞳に映る自分は少しだけ情けない顔をしていて、それが相手と離れたくない本当の心が映し出されているようで少し目を逸らし。「 宇髄さんや、皆んなを護りたいんです。」この家に住む相手のことや、勿論妻3人の存在は自身の活力でもあり、ずっと側にいてほしいと思う、だからこそ無惨にここで勝たなければまた危険な目に遭うかもしれない、それならば自分が宇髄や皆んなの為に戦いたいという意思を告げるも、本心はやはり隠せないのか、戦いたい気持ちに嘘はなくとも、相手と離れることは嫌で目を逸らした顔は酷く寂しそうになっていて )
冨岡 義勇
さざめ、( 相手の涙に表情こそ崩れないものの驚きながら、涙ながらに強く訴えかける彼女の名を小さく呟く。自分以上に大切に思っている、そう告げる彼女の強い意思も、自身と共に戦いたいという願いも全て受け止めるように腕を引き寄せ強く抱き締める。自分以上に強い心を持った彼女に自分はどれだけ傷つけるようなことを告げていたのか、訃報を受け止められない、彼女を危険に晒せない、そんなものは彼女を愚弄する言葉だったと気づき「 すまない 」耳元で呟く。彼女は柱稽古も終え何段階にも成長し、今ここで師範である自身に食ってかかるまでになっていた。そんな彼女が今は凄く愛おしく、体を少し離し彼女を見つめ ) いつのまにか、お前は俺よりも強くなっていたな。
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