鬼殺隊員 2019-11-25 09:14:19 |
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宇髄 天元
っ…いじらしいねぇ…流石、俺の自慢の愛弟子だな…
(彼女が自身を慕っている事は常の関わりで良く理解していたものの改めて率直に相手から口にされては表情が自然と緩まるのを抑えられずに、厳しい柱稽古を乗り越えた達成感からかそれとも漸く自分と再会できた事による感激からか泣き出しそうな相手の面持ちを普段よりも優しい双眸で見守っては肩に置いた手を今度は伏せた相手の頭の上へと濡羽色の髪の上に無骨な手の内側を当てては無遠慮にくしゃくしゃと撫でやり、これから先の事を思えば胸の内にある不安は拭えないが今は唯、過酷な試練を乗り越えた愛弟子を労う気持ちを一心に込めて微笑みながら口を開けば一言)
…お疲れさん、良く頑張ったな
朝桐 さざめ
えっ?…嫌だ?…それだけ、ですか?
(普段滅多に表情の変わることのない相手の双眸が見開かれるのを見て自身の怒りを、気持ちを構わずにぶつけては相手に少しでも気持ちが伝わったのかと期待の篭る眼差しで相手を見据えて、続き瞳を一度閉じた後意を決した様に目を開いた相手の一言に肩透かしを喰らい、勢いのまま身体を前方に傾け倒れ込みそうになるが踏ん張ってそれ以上は口を閉ざしてしまった相手に唖然とした表情を浮かべ首を傾けて問い掛けた後、深く溜息を吐き俯いてしまうものの此処で折れてたまるかとぐっと勢いよく顔を上げて)
それを言うなら私だって嫌です!…師範から離れたくありません、嫌です…絶対!
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