図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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あたしの尺度…だったら、今特別なのは桐島さんだけかな。
……あたしらしいかどうかは分からないけど、なりたいものなら1つだけあるよ。ちゃんと勉強して、色んなことが分かるようになって、言っても許されるかなって思う時が来たら──そうなるために頑張るの。
(自分の尺度で決めてもいいとすれば、これまで生きてきて自ら特別だと思えたのは相手のことだけで、その唯一の特別が大切で誇らしく、今は他の特別は分からなくてもいいのかも知れないとさえ思えてきて、清々しく嬉しそうな笑顔で特別なのは相手だけと即答して。自分らしさは分からないものの、なりたいもの、憧れている姿は心の中に確かにあって、それを叶えるために知識や常識を学びたいのだと少し頬を赤らめながら伝えるものの、未熟である今そのなりたい姿を口にするのは躊躇われて、真っ直ぐに相手を見据えたまま、ただ頑張るとだけ明るく告げて微笑んで)
ふぇっ!?…桐島さん、ね、寝惚けてる…?転ばないでね…?
(相手の言葉に顔を真っ赤にして目を見開き、思わず間の抜けた声を上げてしまうものの、相手の寝惚けているような様子を見ると本気にして良いのか分からず、あたふたと戸惑いながら1人で勝手に照れていて。色々と衝撃的なことが起きた直後ですぐに眠れる気はしないものの、とりあえず心配そうに声をかけながら、図書館へと向かう相手の後ろに着いていって)
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