図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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勘違い…?あたし、何か変なこと言っちゃった?…えっと、お、押し倒したって言っても、桐島さんは眠ってただけだし、本当に全然何も無かったよ?
──あ、そっか。何も無くはない、よね……勝手に触っちゃって、ごめんなさい…。
(急に態度が変わった相手の様子にどこか引っ掛かるものの、先程の発言は深い意味もなく放ってしまった言葉の為、どうしても相手を傷付けてしまった原因が理解できず、このまま形だけの謝罪で済ませてしまうのは自分の中で納得がいかずに申し訳なさそうにしょんぼりとしながら、何か失言をしてしまったかとおそるおそる尋ねて。相手にとっては知らない間に越えたくもない一線を越えてしまうのは嫌だろうと思い、安心してもらおうとしたり、寝ている間に勝手に抱き締めてしまったことが悪かったのかと反省してみたり、必死に心当たりを探りながら涙目になって、思いつく限りの原因を並べてみて)
もしもの話だけど…桐島さんがそう言うなら、信じてみたくなったかも。あ、桐島さんじゃなくて、桐島さんのお師匠様ね。
────おかえ…って、おかしくない!?矢がいっぱい増えてるけど!何それお手洗いで拾ったの?……あ~!もしかして、またあの変なお師匠様が桐島さんを狙って来たんでしょー!?
も~!桐島さんに意地悪するの、やめてくださいー!!
(去り際に告げられた言葉にどこか救われた様子で柔らかく微笑みながら相手を見送り、言われた通りに相手が戻るまで大人しくその場でじっと待ち続け、しばらくして戻って来た相手のベルトに大量の矢が挟まっているという謎の光景を目の当たりにすると、目を丸くして指差しながら即座に指摘し、相手の師匠の仕業だと決めつけると、早とちりで変な師匠呼ばわりし、頬を膨らませてぷんすかと怒りながら適当な窓を開き、どの方向かは分からないものの適当な方向を見上げると、両手をメガホンのように口の横に当て、空に向かって訴えかけて)
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