図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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……そっかぁ、絶対ないかぁ…あり得ないかぁ……
…地味に傷付くなぁ…
(相手が恥ずかしい勢いで言った言葉とはつゆ知らず、相手の本心からの否定だと理解すると、相手はそこまで自分のことを嫌っているのだろうかと思ってしまい、ガクッと肩を落とすと近くのドアから図書室へ戻ろうとし、その直前に傷付くなぁと響く言葉をこぼして)
…分かった、分かったよ。
物語は理想だ、書いた人間の想いと理想が色濃く文に現れる、それなりの理想と、ペンと紙さえあれば、物語なんて作れるんだ、必要であるならばそれを手にし、それさえあるならと他を投げ打つ、ケイローン師匠の言葉だが。
なに、それなりにかっけえだろ?
…中庭だな、少し此処で待っててくれ。
(冗談を本気にしてしまう相手を健気に思い、頭を二度撫でてやると感じたことを伝えられ、小説の書くのは難しい、と考えている相手の言葉に対し、今まで見てきた小説を思い返し、そして自らの師の言葉を借りると相手に伝え、ニヤッと笑い、相手が指差した方超えに中庭と、膨大な浮遊霊を視認すると、相手に此処で待つよう頼んで)
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