図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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起きるのがおせーよ、ヒトの部屋でヒトの布団使って呑気に眠り続けやがって。
…おはよう、レイ。
(寝ぼけている相手に一方的に説教じみた事を言い伝えるものの、すぐに相手の姿に好みな感じがして、すぐに優しい声音で優しい撫でかたで相手を甘やかし、おはよう、と言い)
いやぁ、師匠は星になったからなぁ……
……そうかそうか、俺は小説はただの紙、記してあるのは書いた人間の理想であり意志………
…あーいや、違う、違いますよ師匠、今のは違います。
そうだな、俺はな、書いたモノは確かに生きていると思う、だけど、それは生きているんじゃなくて、作者に生かされている状態だ、物語の最中で力尽きたらそれは死ぬ。
それが意思を持つなんてそれはもはや式神、霊の類だ。
だが、俺はそれを否定しない、例えそれが霊の類であるとしても、俺は生きるものを決して否定しない。
(窓から夜空を眺めると思い返すように笑う相手に言い返し、その後に自分の論を適当に並べようとするものの、突然窓を派手に突き破って矢が彼の足元に突き刺さると掌を返したと言うか、元からあったものの嘘を言っていた事、を訂正し、相手に自分の正直な論を伝えて)
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