図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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もう、三郎さんってばしょうがないですね…私ぐらい寛大な子は中々そうはいないんですからね(何故かそう威張って言い、腰に手を当てて胸を張り)
「口にキスは反則です…禁じ手です、嫌か嫌じゃないかで言えば嫌じゃないですが…」(少し取り乱しながらも、気持ちを落ち着けてそうぼそりと呟いて)
それは私だってそうですよー!家族は勿論大事ですが未来の家族である三郎さんだって大事で特別です!未来が不確かで約束された未来なんて無いとしても、どんな分岐の果てにもちょこは三郎さんとの未来にたどり着いてみせます(約束です、と微笑みかけて繋がれた手をもう片方の手で包み込み)
『パパがいて、お母さんがいれば私はそれで幸せ…』「……」(詩奈の言葉を聞き、物言いたげな目を向けていて)
『詩歌お姉ちゃんも…』「っ……」(視線に気付いて慌ててそう付け加えた詩奈を堪らず抱きしめて)
「ええ、それもそうですね…長い時間をかけてゆっくり返していくそんな未来も楽しみです…」(相手の言うことももっともで、コクリと頷いて見せて)
えと…それはいいんですけど、場所が場所なので手加減してもらわないと立場が危ういのは三郎さんですよ…?(相手の迫力に気圧されながらも、一応まだ自分たちがいるのは外だということを忘れないようにと忠告をしておき)
うう…わ、わかりました…もう少しだけ、ですよ…?(最終的には相手のそんな要望に逆らえず、抱きしめ返して甘い声で囁き)
「…いいですか詩奈、こういう時娘というのは空気を読まなければいけません。気配を殺してさも何も見えず聞こえないフリをして通り過ぎるんです」(二人の様子をチラリと見てから後ろに続く詩奈へと小声でそう話して)『ん…わかりました…そろりそろり…』(短く答えて詩歌に倣って抜き足差し足でその場を通り過ぎて自室へと向かい)
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