図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
|
通報 |
痛いからやってんだろ?(一瞬で?から手を離すと,相手の首筋に指を這わせ,今度はくすぐって)
俺が俺じゃなくなっても大丈夫かなぁ,その幸せ。
(相手に見据えられると、聞こえていないとでも思っているのか,そう小声で呟いて)
俺が気にしてるのは,その親が桐嶋の家に関わりがあるか否かだ,俗に言う本家と元祖だったら……
ダメだ,それだけは。いくら俺と言っても抗えない。
(笑顔の智代子の目を手で無理矢理見開かせると,じっと見つめてそう良い,最後には気がまいってしまったかのようにくらりと揺らいで)
それつまり俺が気に入った相手はお前も気にいると思う,ってのと同じ意味だぞ?お前の意思は俺の意思じゃないんだ,お前がピンと来たやつで判断すれば良い(相手の未来を心配して,そう上手く説得しようとするものの結局ヤマカンで)
智代子は俺が今まで見てきた色で染まって決まり切った女とは違ったからな,異色というか……無色だったんだよ。
お前は混ざり血だからな,そして娘,守り育てるのは当然だ,あと,抗えたのはきっと自分のおかげだ。
(かなり悩んでそういうと,相手をそっと抱き寄せると安心したような声でそんなことを言って)
まぁお前に関しては会って少し経っただけで幽霊って気付けたし,俺以外のやつだったら縁切りだろうな。
ただ……因果だったんだろう,俺以外にそんな因,引っかかる奴居ないからな。
(ムッとする相手にニヤリと笑うとそんなことを言い,昔のことを思い出すようにそうぼやき,未来で愛しているから過去現在に至っても心の内では愛していたんだろう,と付け足すように言って,そんなことを話している間に家の前まで来ていて)
ま,こういう時はアレで行く,丁度家まで来たしな。(気付けば家の前まで歩いてきていて,ニヤッと笑うと智代子を軽くお姫様抱っこして)
______今から,お前を,抱く,OK?
(抱っこしたまま,耳元でガチトーンでそんなことを言って)
| トピック検索 |