図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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つまりちょこはプライスレスってことですね!もう、三郎さんはちょこを喜ばせる天才ですよー(頭の上で弾む手の感触に、ヘラっと笑いながら恥ずかしげもなくそう言ってのけ)
「たとえパパの言うことでもそれだけは聞けません、もう一度家族を失う苦しみを味わうぐらいなら今度は死を選びますよ…」(諦めるという選択肢は頭になく、そんな選択を強いられたなら自らの命を断つのも辞さない覚悟だと述べて)
それは心配いらないですよ、基本的にうちは放任主義なので!大体、ここまで私をほったらかしておいて、しかもあんな大怪我してからも詩歌に私のことは任せっきりで家にも帰ってこないような薄情な親が今更になって私の人生に干渉して来ようとするなら私の方から縁を切ってやります!(この場にいない両親へ向けてそんな恨み言を口にしては、この婚約に口出しはさせないという意思をはっきり口にして)「と、お母さんはこんなことを言ってますが本当はご両親が大好きで寂しいだけなんです、当然縁を切るなんてそんな大それたことも出来るはずもありません…とはいえ、あの二人がお母さんの婚約を喜びこそすれ反対をする光景も想像出来ませんが」(啖呵をきる智代子を横目に淡々と相手にそう伝えて)ちょっ、詩歌!?な、何を言ってるんですかあ!
『これが運命…私も運命の出会いしたいです…』(相手が見つけるべくして見つけたという正に運命的な出会いに憧れたように呟き)「パパはお母さんを2度も見つけてますからね…この繋がりは本物です」(幽霊としての智代子と実は生きていた智代子を見つけた時のことを挙げて)
ひ、酷いです、言うに事欠いて詩奈より下だなんてあんまりですよー!(見た目は明らかに子供な詩奈を指差し喚いて)『大丈夫…お母さんはちゃんと大人です…』(当の詩奈にそんな風にフォローされていて)
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