図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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ええ、そうですね、幽霊なんてものは存在し得ないと今でも私は信じていますが、人の強い念が他人になんらかの影響を及ぼすということは事実としてあると認識しています。多分あなたが見たのはその類のものだと思います(眠ったままの姉の姿をどこか辛そうな面持ちで見やりながら頷き)
姉は、自分が死んだと思い込んで何か強い目的意識を持って今も彷徨っているんですね…あなたの理屈でいけばそれさえ解消されれば戻ってきてくれるのかもしれませんが私にはその目的に心当たりなんて……(生霊として姿を現してしまうほどの執念の源が自身には心当たりがなく、もしかしたらそれが解決のヒントになるかもしれないのにと悔しそうに自身の無力を呪って)
『…桐島…先輩…』
(そのとき、ベッドの上で目をずっと閉じていた彼女が小さく身じろぎし、ゆっくり目を開くと己を見下ろしていた彼の顔を視界に捉えるとその名前を掠れる声で確かに呼び)
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