伊黒小芭内 2019-11-12 23:22:49 ID:ce8d3bd38 |
通報 |
──… 、伊黒…さん?( ずっと不変だった部屋に置かれた新しいブーケ、溢れんばかりに双眸を見開けば吸い寄せられるようにブーケの元へ )
きゃーっ、素敵なお花!何ていう名前かしら…、赤や橙、見ていると元気になれそうなお花ね!( きゅん )本当に、綺麗──… 伊黒さん…伊黒さん、ずっと心配していたの…風邪を引いていないか、流行り病に罹っていないか。この一年きっといろいろあったでしょうけど、とにかく無事なのね。良かった…。( 両手で優しくブーケを掬うと胸元へそっと抱き寄せ。双眸を伏せれば焦がれる想いを吐露して )……逢いたい、なあ…。
甘露寺──…?俺が創造した幻とかでなく……ああ、温かい。本当に君なんだな。( 春を彷彿させる色合いの髪に澄んだ瞳。衝動のままに相手を両腕の中へ閉じ込め、触れた箇所から伝わる熱に存在を認識しては力強く抱き締めて )また長らく空けてすまない。──逢いたかった、ずっと。…あの日から今日まで目まぐるしい程に事態は急変している。立ち去った後も君の無事を祈り続けていた。流行り病に冒されてはいないか?何処か怪我は…( 僅かに身を離しては愁いを滲ませた瞳を向け )
ひゃあっ…!あわ、あの、私も逢いたかったです!( 強く抱き締められれば心臓がばっくんばっくん、真っ赤に熟れた林檎のように頬を染めながらも背に手を回してはうっかり捌倍力発揮せぬよう控えめに抱き締め返し )ぐわーって広まって、不安で心臓がきゅーっとなってたけれ、ど……。( 恥じらいや緊張混ざって言葉乱しながらも、はた、と我取り戻し / こほん )み、身近に迫っているけど私は未だに罹ってもいないし、怪我もなく元気いっぱい!きっと伊黒さんのお祈りのおかげ……どうもありがとう。( 言葉を落ち着かせながらも間近にある相手の端正な顔立ちには鼓動大きく鳴り止まず、はにかみながら礼を伝えると続け様に心配そうに問い返して )伊黒さんは息災だったかしら……?
この頃急に肌寒いわっ…体調を崩しちゃいそう。……元気かしら、伊黒さん。( 両手の指を交わらせながら小さく溜息を吐き )
トピック検索 |