ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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( / いえいえー。ご飯終わって次の日の老人ホームですね、了解しました。そんな感じでやっていきましょうっ。 )
ああ、わかった。
( 事務所の中に二人で入れば、いつも通り彼は早速夕飯の準備に取りかかり始める。自由にしてくれと言われるまでもなく此方もいつもと変わらずに返事を返すと上に上がっていく彼を見送って。暫く何をするでもなく数秒考えていたが、程なくして自分も上へ上がって自室へ移動して。電気を付けずに暗闇の中、ロングコートを慣れた手つきでハンガーにかけてはシャツとジーンズ姿になり、ロングコートの重みで凝った肩を軽く回してはそのまま再び事務所へと降りていき。今まで取り扱った事件等のファイルの入った棚から一つのファイルを取り出してはペラペラ眺めて。そうして時間を潰せば、ふと聞こえてきた食事の準備が出来たと言う彼の声。「ああ…わかった」そちらに視線をやり一言返せば読んでいたファイルを棚へと仕舞って。そのままリビングへと足を向けテーブルに並べられた料理の数々を一瞥し、手を洗うとタオルで拭いて定位置の椅子へと腰を下ろして。「…いただきます」まずはスープからとスプーンを手に持ち豆や鶏肉を掬って口に運んで。口に広がる生姜や豆の食感、鶏肉や冬野菜の旨味や甘みに目を細めて。「……まぁまぁだな…」ぽつりと一言漏らせば次は根菜に煮炒めを口にして )
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