ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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まあ…そうだよな。でもあんたが違和感ないってなら安心した。生徒達との接触は任せといて。これでも一応集団に溶け込むのは得意なほうだから。で、俺達の関係は従兄弟だな。
( 相手の説明を聞けば納得して頷きつつ相手がこの格好に違和感がないと言うなら問題ないだろうと少し安堵して息を吐き出す。相手は仕事には妥協しない人間。もし本当に違和感があればそれを指摘するだろうから自信が持てて、それと共に嬉しい感情も沸いて。そしてどうせなら相手の役に出来るだけ立ちたい。今までは失敗ばかりで相手に迷惑を掛けることのほうが多かったから今回は持ち前の人の輪に入っていけるコミュ力で少しでも生徒達から情報を得て相手の力になろうと意気込み、任せてといてと頷いて。二人の間柄が従兄弟関係なのも確認しながら、やはり細かいことまで配慮できる相手はすごいなと心の中で感心して。そこで最後に黒髪のことを悪くないと言われると小さく目を見開き恥ずかしさから目を伏せる。実は本当は似合っていないのではないのかと思っていたので嬉しく。「……埜上もその…似合ってるよ。何着てもかっこいいけど、なんていうか男前だし出来る教師って感じする。まあ実際天才だから出来るんだろうけど…イケてるよ。」実際相手の変装を一目見たときから鼓動が早まり直視できずにいた。元々整った顔立ちでスタイルも抜群だから何を着ても似合うとは思っていたが、こうして間近でみると良い男が際立つ。きっと教師からも生徒からも人気が出るんだろうなと思いつつも如何せんそれを表現できるボキャブラリーがなく、不器用ながら相手の格好を褒めると気恥ずかしそうに自分の黒くなった前髪を弄りながらチラリと相手を見遣り。「…それで、学校までは何で行く?コート着れば生徒ってのはバレなさそうだから俺の運転でバイクでもいいけど。」まだ恥ずかしさを残しながら学校の交通手段を聞いては早まる鼓動を落ち着かせて )
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